(本)知識を操る超読書術
世には読書術本が溢れています。ショペンハウアーの読書についてに始まり、本を読む本、日本人でも小林秀雄さんはじめ、多くの方が書いていますね。
自分は以前から「もっと短時間にたくさんの情報を得たいな」というのをずっと課題として認識していたので、勉強法なり読書術の本なりを時々読みます。正直申し上げると、自分の読書術本の読書の仕方がよくないのか?あまり劇的に改善されたという感じはありません(爆)
そんな中で、本書はわかりやすさ、具体例、読みやすさの観点で類書より優れていまして、かつ実際に手法を取りいてみても、「あ、効いてる」という感覚があります。
一番のキモは、読書術といえど読んでる最中よりも、読む前が大事!と主張してる点。
読む前が7割、とまで大胆なことを言っています。以下、備忘録がてらメモを残しますので、興味のある方は参考にしてみてください。
・読む前にやるべきこと
なぜこの本を読もうと思ったのか
この本から何を得たいのか
読んだ後、どう言う状態になりたいと願っているのか
をメモしておき、集中が途切れたら見返す。
②キュリオシティギャップ
ノートの左側に自分の知ってる知識を書き出す
右側に本の目次をスキミングしながら興味が刺激された見出しを書く
著者の性格を想像して書く(推測でOK)
③セルフテスト
1つ1つの質問は本書に譲りますが、質問に答える、また自分の中に湧いた質問の答えを探すことで、より内容を深く理解できるというもの
・読み方
①予測読み
内容を予測してメモし、自分に役立つのはどこに書かれているかを予測
②視覚化読み
論理構造を絵でイメージ
目的(疑問)、解説、質問でワンセット
マインドマップも有効
③つなげ読み
text to text
text to self
text to world
相互につながり合った情報は抜け落ちにくい記憶としてあなたの中に定着して行きます。
④要するに読み
各章を要約する
自分の中に残したい内容を自分言葉で要約しまとめる
⑤質問読み
質問の答えを探しながら読む
ハジュテペ大学質問リスト参照
・ウェイクフルレスト ノイズキャンセリングヘッドホンをつけて6分間瞑想
・人に教えるつもりで読むと28%記憶への定着率が上がる。